世界 釜山市、名誉広報大使のサメ「ブカンイ」の商標を出願し個人の独占を防ぐ方針
釜山市は2日、同市の名誉広報大使であるサメ「ブカンイ」の名称を個人が商標出願したことを受け、市として独自に商標を出願する方針を固めた。特定の個人による名称の独占を防ぎ、公共の財産として保護する狙いがある。朝鮮日報日本語版などが報じた。 釜山市が「ブカンイ」の商標出願へ踏み切った理由 釜山市東区の「北港親水公園」の水路に現れ、市民の注目を集めているサメ「ブカンイ」を巡り、権利保護の動きが加速している。朝鮮日報日本語版によると、特許情報検索サービス(KIPRIS)には先月21日以降、この名称を冠した商標出願が5件確認された。出願されたのはハングルや英字表記のほか、サメの図案を組み合わせたものなど多岐にわたる。対象商品はキーリング、衣類、ぬいぐるみなど40品目以上にのぼる。市は、個人による独占が認められれば、行政による公共コンテンツ制作や地域商品の開発に支障が出る恐れがあると判断した。 부산 북항 상어 '부캉이' 홍보대사 되자마자 상표가?| TJB 대전·세종·충남뉴스 名誉広報大使としての「ブカンイ」の現状 「ブカンイ」という愛称は、SNSや公共機関の広報活動を通じて市民の間で定着した。釜山市は先月29日、このサメを名誉広報大使に委嘱したばかりだ。朝鮮日報日本語版およびYahoo!ニュース(朝鮮日報日本語版)の報道を総合すると、市は知識財産処への情報提供手続きを通じて、この名称が特定の個人ではなく、市民や地域社会の関心によって形成された公共財であることを訴える方針を明らかにしている。商標としての識別力や、独占権付与の妥当性についても、審査過程で市側の資料を提出し慎重な判断を求める構えだ。 市民の象徴を守るための今後の対応策 釜山市のチョン・ジェス市長は、今回の対応について「市民の関心と参加の中で、釜山の新たな象徴へと成長した」と語った。その上で、特定の個人による独占を阻止し、地域社会が共に育てていける基盤を整える必要性を強調している。市は今月中に自ら商標を出願し、法的な権利確保に乗り出す計画だ。商標は出願だけで権利が確定するものではなく、審査を経て登録の可否が決定される。市側は、この審査プロセスにおいて、ブカンイの名称が持つ公共性を強く主張する戦略をとる。 名称:ブカンイ(釜山市東区の北港親水公園に出現) 出願状況:先月21日以降、個人による5件の商標出願を確認 市の対応:今月中に市として商標を出願し、権利確保を目指す 主な懸念:公共コンテンツ制作や地域商品開発への影響